角田 ふく子さん(70代・女性)

ちょうど50歳の時、主人が転職して私も働き始め、その時の職場の所長さんに人和会のことを教えていただきました。当時私は、舅、姑との人間関係にすごく悩んでおり、とにかく自分の気持ちを少しでも落ち着かせたい思いで初代会長先生のお話をお伺いしました。その時とても心穏やかになったのを覚えています。今から26年前、それが人和会に入会するきっかけでした。

それから20年以上、毎日朝晩、祝詞をおあげしてきました。明母様が人和会の会長になられてからは、支部で「魂磨き」の行をさせていただくようになり、行をするにつれ、毎日健康に心穏やかに過ごすことができるようになっていきました。

3年前、主人が亡くなってからは支部へ通う回数も増え、自分自身と向き合う時間も増えていきました。
そして「我慢し続けてきた自分の人生を変えたい」「本当の自分の人生を生きたい」「しがらみから自由になりたい」という思いで、「内観100日行」という研修に参加させていただきました。

「内観100日行」では、今まで抑えてきた自分の思いを全て吐き出し、100日間かけて本当の私と向き合いました。途中、自分の習慣などもたくさん出て、一人だったら挫折していたかもしれませんが、先生方にサポートしていただきながら100日間最後までやり遂げることができました。
毎日、身体・心・精神の力を磨くということで宿題もあり、体力面でも以前は全然できなかった腹筋も少しずつできるようになり、内観の修行ノートを見返すと、こんなにも成長したのだと自分でも驚くほどです。まさに「人生を変える100日行」となりました!

とても辛い人間関係だとしても、ただそこから離れたら楽になるわけではなく、自分の「囚われ」に気付きそこから自由になることが人生を大きく変え開いてくれるのだということを、知識ではなく身をもって体感することができました。

今は支部での行以外に、YouTubeのエンジョイ法話、年に4回の四季法話、2か月に1度の法徳行にも参加させていただき、いろいろなことを経験させていただきながら、自分自身でも”今が一番元気”に過ごせていることを実感しています。ご近所の方からも、最近すごく丸くなり話しやすくなったね、若くなった感じがすると言っていただけ、お行を通して自分がこんなにも変われたことが本当に嬉しくて感謝です。

これからは、自分が経験したことをもっとたくさんの方々にお伝えし、この喜びを分かち合っていきたいと思います。ありがとうございます。