大塚 紀元さん(60代・男性)

私は10歳の頃から67歳までずっと神経症に悩まされ、本当に長い年月ありとあらゆるものに恐怖を感じていました。不潔恐怖、視線恐怖、車が乗れなくなる、ガスも電気も皆怖くなる、とにかく怖いものだらけでした。 少しでも良くなりたいという思いで、スポーツやヨガなどをやってみたこともありましたが改善せず、人生に絶望していたところ、以前知り合いが話していた人和会のことを思い出しました。もしかしたらここでなら自分を活かす道が見つけられるのではないかと入会しました。

支部でお行をするようになって、悩む時間がすごく減りました。以前は朝から晩まで不安で、夜もぐっすり眠れない状態でしたが、今はそういう思いに囚われない幸せな時間が増えました。以前の苦しみが10だとしたら、今は3~4くらいになり、家族からも「変わった」と言われました。

無我になることは神経症を治すひとつのキーワードだと思いますが、人和会のお行は私にとって無我になるのに一番の方法でした。
他のスポーツではいろいろな事を考えてしまい、なかなか無我になれませんでしたが、真心行、魂磨きの行をすると、外への意識から自分の内側に意識を集中でき無我になることができました。
スポーツなどはその日は集中して楽しめても、次の日からまた不安と恐怖が出ましたが、行をするとその日だけでなく次の日も改善していく、徐々に良くなる感じがありました。それは、天地の気運を頂き根本が良くなるからだと思います。

人和会の行・研修の中で一番印象に残っているのは「魂であい」という研修です。
「魂って本当にあるんだ!」
魂との最初の出会いに胸が震え本当に感動しました。
今まで魂・心・体があるということは教えられていましたが、実感として魂を感じたことはありませんでした。本に書いてある知識ではなく、実際に存在するのだと、初めてその存在を認めることができました。

魂の周りを覆っている雲は、昔は厚くて真っ黒でしたが今はだんだん薄く白くなってきています。いずれその雲が取れたらいいなと思います。

今後の目標は、同じように神経を病んで苦しんでいる方の助けになるようお伝えてしていきたいと思います。これからも良くなった自分を認めながら頑張りたいと思います!