
吉原 洋子 さん(80代・女性)
私は、40歳の時に、近所の火災で、消化器を持ったまま階段から落ち、背骨を打ち、それ以来、背骨が中に入っている状態です。
手術はせず、40年近く、常に痛みを抱えながら、湿布を貼ったりテープを貼ったり、いろいろしながら生きてきました。それでも、長い人生、ゴルフをしたり、車を運転しどこにでも出かけ、日常生活は送れ、介護的なことは何もしていませんでした。しかし、年とともに筋肉も弱ってきて、去年、入院したことをきっかけに、足腰が弱ってきました。娘からも「お母さん、ほっておいたら、歩けんようになるよ」と言われ、100日行をさせてもらおうかと始めました。
人和会に通うようになったきっかけは、病院で子宮がんだと診断されたのですが、娘に相談をしたところ、「ちょっと待って」と言われ、2か月か3か月待っていたと思います。そうすると、主治医の先生に「がんが治った」と言われたのです。娘に話すと「私が祈願したから治った」と。「えー?そんなことできるの?」と思いましたが、それから、すごいなと思って、娘のすることを認めました。私は頑固なので、長い間通わなかったですが、昨年体調のことがあり、それをきっかけに通うようになりました。何か魂というものや天と通じるといったことが信じられるようになりました。最近では、素晴らしいことだとつくづく思います。
100日行では、1日4回、教えていただいた運動をするようにしています。足たたき、でんぐり返し、丹田をたたいたりを1セットで、朝2回、夜2回やっています。修行日記というのをつけていますが、毎日やったことを記録していて、それがノートいっぱいになりました。
ノートには、“大事なこと:無理しない。欲張らない。遊ぶ。胸の力を抜く。やさしく。自分の体と仲良くなって。底力をつける。”と書いています。指導してくださった先生がおっしゃってくださったことを、娘が書いてくれました。

最初、股関節が回らなく、足を上げることもできませんでした。今は上がるようになり、運気丹気功も、椅子に座ったりしながらですが、最初から最後までできるようになりました。
今も痛みはありますが、100日行を始めて、痛みが徐々に減っている感じがします。運気丹気功をしている間は痛みはありません。ありがたいことです。本当によかったと感謝しています。
支部への階段も、4階まで、最初、痛くて横向きで上がっていたのですが、今は縦向きにスッスッと上がれるようになりました。
もう少し改善して、スタスタとどこでも行けるようになりたいです。

今日、運気丹気功中級の2回目を受けられて、一番最初の時は、少ししただけで足がしびれたり腰が痛くて座っている時間の方が長いくらいでしたが、今日は最後の発表まで本当にすばらしくできるようになったなと思います。
宿題も一生懸命にコツコツされていて本当に腰の痛みが良くなりました。支部の階段も上がるのも大変で、降りるのも一段一段ゆっくりゆっくり降りていたのも、今では、トントンと降りることができるようになりました。最初に支部に来た時はタクシーでした。それが今では、豊中駅の階段も降り、そして歩いて支部の下まで来て、さらに4階まで上がって、しかも皆さんにお土産まで持ってきて、重い荷物を持って上がれるようになって。すばらしい変化だと思っています。
本当に、積み上げることがこれだけの成果を生むのだと、私たちも本当に勉強をさせていただいています。次に続く方には、吉原さんを見てくださいと、これだけやったら必ずこれだけ良くなるのですということを堂々と言えるなと思っています。