H.A さん(30代・女性)

子育て中の方々の交流の場である「子育ての和」には、初期から1回も欠かすことなく参加しています。
そこでたくさんの学びや気づきがあります。まず一つ目に、子育ては親の影響がとても大きく出るということです。また、子育ては、「ああしなければならない」「こうしなければならない」としんどいイメージがありますが、そのような狭い意識から、すべてが人間関係だということがわかり、意識が広がり、ニュートラルなゼロ地点に戻るきっかけをくれる場であると感じます。

最初は正直言うと上は20歳前後のお子さんを持った方も参加されるので、子供がまだ1歳ということもあり、「どうなんだろう・・・」と思っていました。でも結局、子どもが何歳であろうと、親がしてあげられることは同じだというところもあり、毎月第1木曜日をとても楽しみにしています。月に1回、私の肩の力を抜いてくれる子育ての和が本当にありがたいと感じています。
「子どもに何を求めるか?」「将来どうなってほしいか?」という話題があった時に、皆さん言われたのが、「幸せになってほしい」という言葉でした。もし、法というものを知らなかったら、単純に幸せになってほしいから、将来困らないように、英語を習わせる、塾に通わせる、スポーツクラブに通わせるとか、そういう方向にいってしまうのだと思います。私は、出産前から法というものに出会いましたので、こどもには、「自発性を持って、選択する力をつけてほしい」と思っています。
では、「どうすればよいのか?」英語を学ばせるなら、英語塾に入れれば良いのですが、「自発性と選択する力をつける」となった時に、親の影響が大きいという点で言うと、私自身がその姿を見せるというのが一番の近道かなと気づかせていただきました。否定的な考えや感情に飲み込まれる時もありますが、それをどう乗り越えるのか、チャレンジしていく姿を娘に見せてあげられることが感謝で、そういう場がたくさんあるのが人和会だと思います。本当に最近では、嫌なことでも「幸せだな」と捉えられるようになってきたと思っています。

私は、人和会と出会ってから子育てしていますので、子育てに対して孤独を感じたことが一度もないという事に気づきました。支部の先生や、会員さんたちが、娘をかわいがり、面倒を見てくださいます。もちろん家族の協力もあるのですが、やはり子育てをしていく中で、母と意見が合わなかったり、世代での考え方の違いなどがある中で、パーンとぶつかる時があります。でも、私には相談できる年長の方がたくさんいて、子育てをひとりで抱え込んでいるという感覚がない事に、あらためて気づかせていただきました。

子育ての和に入ったおかげで、一人で抱え込むことが無くなり、皆さんがいてくれる安心感があります。また、このようなコミュニティは、たくさんありますが、ここには法があるので、法の中で繋がれるというのは、普通の繋がりとは全然違うと感じます。心の底から安心が得られるということがあります。私は、周りの方にもすこしずつ人和会や子育ての和を紹介させていただいています。法が多くの方に根付いてほしいという思いがあり、週に1回オンラインでいろいろなママ友と繋がり、月に1回は顔を合わせるといったことができたらとそのような夢、ビジョンを持っています。