
蜂屋 晶子 さん(30代・女性)
もともとあった子宮の病気を今回手術することになりましたが、とても怖がりの私は、手術を受けるのに怖い思いが強かったです。しかし、手術の1週間前に内観行を受ける機会があり、大きな変化がありました。「本当に自分の体を大事にして来なかった」という深い気づきがあり、手術の怖さよりもこれも一つの経験と気持ちを切り替えて入院することができました。
とは言うものの、手術の前日に主治医から「今後子供が産めなくなくなるかもしれない」と最悪の所まで話があり、不安で、とてもナイーブになり「どうしよう。もう明日だし」と怖くなりました。
そんな時に、法友の方々から「気運を送ります!!」とたくさんのメッセージがありました。なんとそれを見るだけで自然と足が温くなったのです!!「気運を送ります」という文字としては、シンプルなものですが、その文字に詰まった思いがすごく届いた感覚がありました!!
手術の前は基本的に睡眠導入剤をお医者様から処方されるようです。緊張して寝られない方が多いようですが、皆さんから頂いたメッセージを読みながら、薬を飲まずに本当にぐっすり眠れました。
手術当日も法友からの応援に励まされました。「絶対良い経験になる」という自信があり、普通に手術室までいき、笑顔でお医者様に挨拶したほどです。
実は…この手術中にも奇跡がありました!!卵巣と卵管の間の膜に腫瘍ができていて、その腫瘍が卵管にもくい込んでおり、見た目が悪性だったようです。卵管を取ることも主治医の先生は考えられていました。しかし、助手に入った先生が「これが悪性かどうかまだわからないし、まだ若いから」と止めてくれたお陰で、卵巣や卵管は全摘することなく、そのまま綺麗に残ることとなりました!!
全身麻酔での手術で「なかなか術後大変よ」とも言われていましたが、麻酔が覚めると家族や人和会の先生に電話をし、24時間以内には、点滴もとれて何の補助もなく普通に歩けていました。
お医者様や看護師さんが私の姿を見て「なんで、そんなに力強いのですか。普通はもう少し痛んでもおかしくないのに」「なんで歩けるの?すごい!」と話をされました。
私は、下腹の力の話をして「こういう所に行っていて、普段から丹力を育てています。痛みも呼吸で吐いてすーっと流すことをしていました」と話すと「本当に大事なことですね」と話をされました。その後もお医者様も驚くほどの回復力で1日早く退院しました。
本当に回復が早く、普段から行などで下腹の力を育てていましたがそのお陰だと思いました。その後の病理検査の結果も良性でした!!
今回、たくさん祈っていただき本当にありがとうございました。自分の体を通して、奇跡と多くの学びや気付きがあり、とても貴重な経験をさせていただきました。自分の足で歩ける喜び、自分の肺で呼吸できる喜びなど、全て当たり前でないことがわかりました。
内観での自分の体に無責任だったという気づきが本当に大きかったですが、手術を機会に、魂の器であるこの肉体を大切にして愛していけるように、そしてもっと成長していきいと思います!!