福田 育子 さん(50代・女性)

私が人和会に入ったきっかけは、娘が朝起きられず、昼過ぎても寝ていて、学校に行けなくなったからです。娘が元気になるにはどうしたらよいのか、いろいろな漢方薬なども試してみましたが、大学生になっても改善せず、心配がつのっていった時に出会いました。

明母様にお会いした時、「人を変えることはできません。自分が変わることだ。」とお話を頂きました。それで、私は、「自分が幸せ体質になる」との願いをもって、100日祈願をすることにしました。

良いことは長くは続かない、ウキウキしすぎることは調子にのっていることで、足をすくわれるという思いがありました。性格も暗く、不満ばかり言っていました。仕事をするのも辛かったです。大学を卒業した時、就職しなかったのも、会社で働くことが怖かったからです。娘が小学校へ行くようになり、薬局でパートで働きましたが、その緊張感があまりにも負担でした。娘が学校を休みがちになったのを理由に、パートを辞めることができて、ほっとしたぐらいです。

100日祈願をして分かったことは、積み重ねだということでした。100日祈願が終わってから、娘は、だんだんと朝起きられるようになって、大学にも行けるようになり、サークルで活動するようになりました。そして、自立するために、大学の寮に入るといった時は、娘が本当に変わったと思って、嬉しかったです。

夫との関係も、思ったことを言って喧嘩になることもありましたが、溝が埋まっていきました。私が人和会に行くようになったのを、夫は初め良く思っていませんでしたが、だんだんと応援してくれるようになりました。今では、朝起きて真心をするのが、夫の日課になりました。家事を手伝ってくれるようになり、私にお弁当を作ってくれることもあります。

私は、子供が生まれた頃から、自分の生まれてきた意味、使命を知りたいと思うようになりました。どこに行けば教えてもらえるのだろうと、占いに行ったり、スピリチュアルな会に参加したり、また、本を読んで、瞑想したりしていました。人和会に入り、明母様と出会えたことで、誰かに教えてもらうのではなく、お行の中で、自分で使命を感じ、生まれてきた意味を感じることができました。

これまで否定的だった私が、お行の積み重ねで、自分の絶対的価値に気づき、自分が希望であると感じるようになりました。王寺支部に通い始めて1年が過ぎた頃、自分の家が支所になり、週に1度、先生に来て頂き、お行ができるようにしたいと願いました。その願いは一昨年、現実になりました。私の家に、近所の人や友人が来て、お行を一緒にできるようになりました。人があまり好きではなく、しゃべるのも苦手な私が、お行を案内して、人前で話ができるようになったのは、本当に大きな変化です。

怖くて嫌だった薬局の仕事も、以前勤めていた薬局の先生から「パートで働きませんか?」とお話をいいただき、もう一度働くことになりました。その先生に、「びっくりするくらい変わったね!」と言われました。以前の私は、薬局で、いつも自信がなく、おどおど、びくびくしていましたが、今では、患者さんとの会話も落ち着いてできるようになり、薬局の仕事を楽しく感じられるようになりました。

今は、来られた患者さんに、お行を案内したり、気癒をお伝えできる薬局を作りたいと思っています。