中尾 佳史 さん(60代・男性)

今、こうして元気にしていますが、実は、3回も心筋梗塞を体験しています。

1回目は、10年半前に、運動をしていて、なんとも言えない胸の痛みを感じるようになりました。

丁度、医大の看護師さんが、一緒に運動していて、救急車を呼んでたらい回しにされたら危ないのでと病院に連絡を入れてくださり、九死に一生を得ました。

その後、2回、3回と心筋梗塞を起こしたのですが、3回目は、3年前に、行の後に、体の不調を感じて、予知できました。救急車を呼んでもらい、病院に着いてから、症状が出たので、ダメージゼロで回復することができました。

1回目の手術を受けて目覚めた時、妻に「全てに感謝だ」と言ったそうです。3回の心筋梗塞を通して、本当に使命があるから、生かされているのだと思います。また、行をしていたから、体の変化を感じられるようにり、ダメージ無しで回復できたのだと感じます。

今は、こんな風に、自然体でいられる私ですが、今までの人生で葛藤もありました。

学生時代は、「日本の国は、どうしてこうダメなんだろう」と世の中を斜に構えて見ていました。

そして、友人の誘いで、昭和維新を目指して活動していたこともありましたが、実は、それは、当時、京都の学生を巻き込んで、社会問題になったネズミ講でした。

また、就職に際しては、就職課に相談せずに、就職雑誌のトップページに載っていた急成長をしている会社に就職したのですが、飲料水の自動販売機の飛び込みセールスの仕事でした。歩合制の給料だったのと、人に負けたくないというプライドで頑張って、新卒200人の中で全国トップになったりしましたが、何か満たされない感じがしました。

そんなふうに、葛藤があるたびに胸に浮かんでくる思いがありました。それは「何が本当なんだろう」という思いでした。何か絶対的なものを求めてきたように思います。

その後、転職を繰り返し、28歳の時に、製薬会社に勤めていたのですが、あるドクターから「中尾君、人は御魂さんに生かされているんだよ」と聞かされます。「御魂さんによって生かされている?」なるほどと、腑に落ちた感じがして、先生の紹介で、天の理を学んできました。しかし、あまり体感は出来ませんでした。その後、京橋支部の美由紀先生と結婚して私の人生は大きく変わっていきます。

妻が人和会にご縁があって、その紹介でお行をするようになり、今まで知識として知っていたことを体感できるようになりました。

魂を感じられ、全ての答えは自分の中にあることを体感しました。お行を通して、自分が本当に平和を願っていること、今まで地球環境を危惧してきたのですが、地球を救うためにこの星に来たという使命を体感して自分が自分に本当に感動しました。

両親そしてご先祖様の思いも感じられ、私の家は代々商いをして、地域に貢献してきたのですが、去年、店の二階に家庭支所を開くことができました。

明母様をはじめ、先生方に指導していただいて、自分と自分の家を活かすことができてることに本当に生きがいを感じています。

ご縁のある方々に、ご自身の中に、輝く魂があること、全ての答えは自分の中にあることを伝えて、人和の良縁を繋いでいきたいと思います。