M.H さん(50代・女性)

私は、とても明るくて、堂々としているタイプです。今は、そうですが、実は、子供の時は、ものすごく根暗、マイナス思考で、自信は全くなく、身体に障害があるということもあって、何もできないどうしようもない子供でした。学校でもいじめられ、継母にもいじめられて、自殺未遂を何度も繰り返し、思春期の頃には、ノイローゼで、枕の下に刃物を敷いて寝ている時代がありました。そして、仕事を始めてからも、お金にも困り、4つ掛け持ちで仕事をしていました。

本当に苦しくて、このまま生きていくのは本当に嫌だ、何とか変わりたいと思って、そこから心理学や脳科学、マインドトレーニング、世の中にある自己啓発的なものをたくさん学びました。それで、いろいろなものを克服していき、どんどん明るくなり、仕事も順調にいくようになって、経済的にも、性格も本当に思っている通りの自分に近づいていきました。とても自信満々で、私のやってきたことに自信しかないと、満足して生きていました。

でも、そんな時に、まだまだ上があるのなら、もっと良くなりたい、成功したいという意欲があり、人和会に来ました。その時の明母様のご講話は、「あなたは人にエネルギーを与える人ですか?それとも奪う人ですか?」というお話でした。完全に私は与える方だと、その時は思っていましたが、話を聞き終えた時に、もしかしたら、ものすごく奪っているかもしれないという事に気がつきました。私自身、何も困っていなかったのですが、そのまま人のエネルギーを奪い続けてよいのか?と考えた時に、それは違うという気持ちになり、行に通うことにしました。その頃の私は仕事人間で、朝から夜中まで働いていたので、「休みの日、週1回しか来れません。」と言い切っていたのですが、「たくさん行に来る方が早く変わりますよ」という話を聞いて、1回試してみようという気になりました。週2回、週3回、全く行かなかった場合・・・と、誰にも言わずに半年以上試してみました。私は営業職ですが、夜中まで頑張ってやっている時と、たくさん”行”に行っている時と比べると、明らかに、”行”に行っている時の方が、気持ちも楽で、成績も上がるということが分かりました。それなら、早く終わって”行”に行こうという結論に至りました。

その頃、マインドトレーニングなどをしていましたので、目標の数字というのが営業にはありますが、100%の達成というのは、できていたのですが、130%を達成するということが、夢の数字と言われていて、どうしてもできませんでした。ところが、”行”をずっと続けていたら、130%は普通にいくようになり、今では年間130%があたりまえ。それどころか、150%、180%、時には200%達成することもあり、周りにも驚かれています。そんな進化をしていくので、ここは本物だなということが分かり、成長するためにいろいろな研修や教育も受けました。そうすると、自分がいかに間違った自信のつけ方をしてきたのか、表面的にいろいろ変わっていく過程で、装着してきただけで本質的な所が何も変わってなかったなということが分かってきました。コンプレックスや自信のなさを埋めるために、成功にものすごく執着している自分というのが見えてきました。会社でも家でも、威圧しておさえてきたこと、感謝が全然感じられていなかったこと。今は、周りに感謝もできるようになってきました。以前は、会社で、いつも眉間にシワをよせて怒っていたので、「瞬間湯沸かし器」と呼ばれていましたが、先日、入社して2年くらい経つ子が、「私が怒ったところを見たことがない」というぐらい、感情を激しく出さなくなりました。怒るというエネルギーを使わなくなったら、すごく自分自身が楽になるということが分かって、気づくと、身体障害の方も、どんどん良くなって、回らない手が回るようになったり、姿勢が良くなって、びっこを引かなくなったりしました。本当に短期間で、これだけ人が変われるというのは、私が知る限り、人和会以外に無いと思います。明母様と出会わなかったら、私は、今も、人のエネルギーを奪い続けて、人をおさえつけているとても嫌な人間になっていたと思います。本当に、明母様と出会ってとても良かったと思っています。皆さん、なりたい自分を目指して頑張りましょう。