喜納 千恵

喜納 千恵 さん(40代・女性)

私は、人和会に出会う前は、普通のOLをしていました。

当時の私には、2つの悩みがありました。1つは、ものすごく多汗症であること。2つ目は、吹き出物がひどいこと。

多汗症に関しては、どれだけひどかったかというと、つり革を持っていると汗がしたたり落ちるくらいでした。幼い頃からひどくて、それがずっと体質だと思っていましたし、治るとも思っていなく、ハンカチが手放せない日々でした。命の次にハンカチが大事で、それがないと、1日ずっと緊張して過ごしていました。

吹き出物ができ始めたのが、20代の始めの頃で、毎朝、起きて鏡をチェックしてつぶしました。毎日毎日それをしているから、どんどん悪化していきました。全然治ることもなく、サプリメントを飲んだり、お医者さんに行ったり、水を変えたり、化粧水を変えたり、オーガニックのものを食べたりして、良くするためにすごく一生懸命でした。年頃でもあったので、異性の目も気になり、多汗症と吹き出物というのは、私にとって一番大きな悩みでした。 

そんな時に、友人から紹介してもらい、初めて人和会に行きました。先生が私の多汗症をみて、「改善されたら良いですね」と言って下さいました。私は、「本当?」と思いながらも、気の上がりやすい体質ということをアドバイスしていただき、良くなりたいとお行を始めました。頭が涼しくなってお腹が熱くなる状態、東洋医学でいう「頭寒足熱」が良い状態で、その気の流れが逆になっていることを教わりました。半信半疑でお行をしていく中で、半年たった時に、まず、吹き出物がだんだん減ってきました。1年経った時に、多汗症の手汗が、汗の質が変わり、今では、ハンカチが全くいらなくなりました。本当に手放せて、それが私にとって、どれだけ気が楽になったことか。何十年もハンカチを手放せなかった私にとって、奇跡のような体験でした。吹き出物も、今、ほとんどないです。最初は、体の症状を良くすることを目的にお行に行っていましたが、結局、『体に出る症状というのは、全て心から出るメッセージ』でした。例えば、多汗症であるということは、私の中に緊張しやすい性格であること、そして、その奥には、人から認められたい欲があること、褒められたい、完璧にしたい、そういう自分の性格まで、内面まで深く見ることができるようになりました。吹き出物も、毎朝、つぶしていると、結局、問題がある所を増長させていた行為でした。一つのことに集中して意識を向けると、悪化していきます。そういうことを学んで、いかに体に出てくる症状が心からのメッセージか、それをお行で学びました。それで、今は、そのお行の大切さや、体のサインを通して、心から出る自分の癖や習慣というものを見ることができるお行の素晴らしさを伝える人和会の先生になりました。それは、私にとって、すごく幸せなことです。 

そして、将来の夢は、一人一人の魂を活かし互いに尊重して仕事をしていく精神をもった、これまでにない派遣会社を作っていきたいです。是非、皆さんの協力をお待ちしております。