小嶋 智子 さん(30代・女性)

私が、小学校6年生の時に両親が離婚しました。
母方につきましたが、満たされる環境ではなく「私は何故生まれてきたのか?」とよく考える子でした。

中学生では過敏性胃腸炎を発症し、知らず知らずにストレスが体に出るようになりました。
今思えば、愛がほしく寂しかったのだと思います。

高校では勉強についていけず、登校拒否をするようになりました。
それでも、体調がいい日は学校に行きましたが、普通で居る事を一生懸命装うようにしていたため、周りからみたら普通の子だと思われていました。
ですが、またそれがしんどく家に帰ると一気に体調を崩していました。

社会人になってからは、少しずつ落ち着いてきて23歳で結婚しました。
でも、主人が重度のうつ病になってしまいその介護をしていた自分もうつ病になってしまいました。
薬を3~4錠処方され、1日に3回服用するようになりました。そのことがきっかけで、離婚し精神的にも薬を飲んでいるにも関わらずしんどくなる一方でした。

何とかしないといけないと思い、ヨガを始めました。
3ヵ月通っていくと体に変化があり、変われる希望を感じ6年間通いました。薬も段々と少なくなっていきました。

でも、6年間通っていたヨガも体のしんどさは改善され始めましたが、小さい頃から感じていたいつも満たされない感じや空虚感は改善しませんでした。
また、「何のために生まれてきたのか?」「人生の目的」は見つけることができませんでした。

そんな時に人和会を紹介されました。
最初は、母が宗教をやっていたため宗教に対し抵抗があり、行くことを拒んでいました。
でも、体調は悪くなる一方でまた仕事も上手くまわらなくなり、人和会で行われるお祭りがあるということで行ってみたのが人和会の始まりでした。

その後すぐに、名古屋人和会に行かせて頂きました。
ビルの中で最初は驚きましたが、入ってみると御神殿の明るさと神々しさ、そしてなんとも言えない安心を感じ感動したのを今でも鮮明に覚えています。
その日から、人和会に通うようになりました。

毎日通う中、今までは不安や恐れが出ると薬に頼ってきましたが、それが行をすることで段々と薬に頼る回数が減ってきました。

その中で、完全に薬を手放す事ができたのは明母様から法を頂いたことがきっかけです。
今までどこから来るか分からない不安や色んな感情が、大きな愛で満たされ、心の底から安心できました。
その頃は、まだまだ現実の生活が大変ではありましたが、自分の置かれた環境がどうであれ、良い、悪いもなく、そんな概念を越えた、無条件の天の愛なのだと感じました。

そして、私のように苦しんでいる人や沢山の方々に、この無条件の天の愛を頂いて、安心して満たされて欲しいと強く思って、法を伝える活動を精力的にするようになったら、気づいたら長年患っていたうつ病が治っていました。
こんな奇跡を頂いて、法の力は本当に偉大だと感じました。

この法と世の中の皆さんが繋がられるよう、益々精力的に活動していき、私は鍼灸師をしているので明母様がかつてされていたような、鍼灸院を開業することが今の私の大きな夢です。