
今井田 さおり さん(40代・女性)
私は、学生の時から要領が決していい方ではないため、時間をかけても結果は思う通りに出ないという経験を繰り返してきていました。そのようになることを分かっているのに、同じことを繰り返して諦めてしまうか、不満を並べるかで、問題解決をすることが出来ませんでした。こんな自分の習慣とか癖が本当に嫌で、自分を好きになることができませんでした。
社会人になり、リハビリの仕事に就きました。患者さまや職場の方と接していく中で習慣や癖を変えたい。と強く思うようになりました。
その為に、色んな事に挑戦し、色んなお稽古事を習いました。苦手なことにも挑戦してみました。でも、何か挑戦したからといって解決はしませんでした。
その時、「あースッキリした。」と思っても、生活に戻ると、私の行動や考え方は全く変わっていませんでした。何かが満たされない感じだったのです。
そんな中、縁があって人和会の会員になりました。
ただ外の神様に手を合わせるだけでなく、本当の自分に出会っていく体験をしていく中で自分への愛だけでなくご先祖様や家族や知人への愛。そして、自然や地球へ感謝している自分がいました。
人和会で伝えて下さっている、5つの親様への尊敬と感謝が自然と自分の中から湧き上がるようになっていました。
お行や明母様のご法話を通して少しずつ嫌だった自分を許せるようになってきて、愛せるようになってきました。その時、自分の習慣や癖が変わり始めたのです。
どんどんと変わっていく中で、天職だと思ったリハビリの仕事をしながら疑問を持ち始めました。
体のケアだけをして、目の前の方を本当に救ったと言えるのか?
私がしたいことは、本当にこの仕事なのか?と。
このような事を思うのは、今までの私では考えられなかったことです。
リハビリの仕事は私にとって、大事な仕事で大事な繋がりで、アイデンティティだったので。
でも、本当の自分を知り意識が広がっていく中で、私がこの人生をかけて本当にしたいことは、「その人にとっての本当の幸せを導いてあげること」でした。
医療現場では、患者さまの不自由になった体をケアしていきますが、どうしても心や精神の部分までケアすることは難しいです。また、個人だけの問題ではなく家族や周りの環境も大きく影響します。母の死がそのことを教えてくれました。
今までの全ての経験が、本当に私が人生をかけてすべきことを教えてくれました。
今、私は天職である仕事を辞め人和会の先生として私が本当の自分と出会って変わったように、
病気や家族、お金や仕事などの問題があるか無いかで自分の価値は変わらないことを行で伝えています。
そうすると一人一人が大事な存在であることを体感されて、
病の本当の原因が分かり治癒され、本当の意味で家族が幸せになり、自然とお金がよくまわるようになられます。
このような法を法伝できること今の生き方が本当に幸せです。